葉書

座右に官製葉書を常備するようになって何年になるでしょう。
年賀葉書の書き損じたものや余ったものを一枚につき五円を出して交換してもらうと二十枚ほどになります。それだけでは不足することもあるので買い足すこともあるし,旅先で買った絵はがきを使うこともあります。

御礼を申し述べるのに電話を使うのが今や一般的ですが,私はできるだけ葉書を使うようにしています。今年書いた葉書の文案を日記から拾ってみると,・・・。

1月24日 木 晴 (集合写真を送付いただいた御礼)
大寒後三日,結びし水の凍れるを風の解き始める頃となりました。お元気に御活躍のことと存じます。さて,○○○先生を囲む会では心温まるひとときをありがとうございました。早々に写真を御恵送賜り心より御礼申し上げます。○○先生御夫妻のやわらかな笑顔を囲んでの皆様との記念写真,大切に大切にいたします。年度末の慌ただしいときを控え,ますます御健勝にて御活躍されんことをお祈りいたしつつ。頓首

2月 5日 火 晴 (参加した研修会で講演をされた方への御礼)
立春の節,益々御清栄およろこび申し上げます。さて,昨日の研修会において先生のはつらつとした御姿を拝し,たいへんうれしく存じました。また,一時間という限られた中で具体的な事例をふんだんに取り入れられた,まさに「ためになる」お話に感動いたしました。当市の研修会において是非御紹介させていただき,広めていただこうと考えております。年度末を目前にして御多用の折柄,なお一層の御健勝を祈りつつ,一筆御礼迄。頓首

3月 3日 月 晴 (兵庫県の名産をお送りいただいた御礼)
播磨なる海の幸手に弥生かな 奮太
御地名産の美味を御恵送賜り恐縮の極みです。日頃の御愛顧に感謝の意を表さんと干芋を少しばかり送るに○○様にはお心を煩わせ申し訳なく思う次第です。早速賞味いたし播磨の海の潮の香りを楽しませていただきました。洵に洵にありがとうございました。頓首

4月15日 火 晴 (小生の書,歌,句に感動したという手紙への返信)
貴簡拝掌いたしました。心にきらきらとさざ波が立っております。書も歌も句も凡人のたわごとの域を徘徊しております。身に余るお言葉の数々に恐縮千万。先生の高い感性に学び芸術について御教授賜る日を心待ちにしております。頓首  地を這ひて見上げる山に春の雲 奮太

5月 2日 金 曇 (退職を知らせる葉書への返信)
御葉書を拝掌いたしました。御退職された由,新聞紙上にて見逃しており,御祝も申し上げぬまま,失礼の段,心よりお詫びいたします。○○先生,ほんとうにお疲れさまでございました。○○校で御指導を賜りその後も折りにつけてお励ましいただき,どれほど力づけられたか計り知れません。お体をくれぐれも御大切に。職場の雑踏を離れた空間で美しい日々がつづきますことを心よりお祈り申し上げます。頓首

10月7日 火 曇 (書道展案内をいただきながら参観できなかっら詫び状)
書道展の御案内,洵に有り難う御座いました。生憎,参上の機を逸して時の過ぎ行きて残念至極に存じます。雄大にして堂々とした風格ただよう貴兄の御作を思い浮かべつつ,益々の御活躍をお祈り申し上げます。頓首

11月5日 水 曇 (雑誌に掲載された大子町の知人の文章を読んで)
朝の気温六度に冬のおとずれを思う日,茨城教育第828号が届きました。声の欄に先生のお名前を見つけ,いつに変わらぬ真実を突いた深い内容に心打たれました。二日は快晴の男体山に登りました。淡く色づいた紅葉の美しさが瞼の奥に未だ残っております。益々の御健勝をお祈りいたしつつ。一筆迄 頓首
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by tan230 | 2008-11-21 14:30 | 教育
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