あいさつ

あいさつの指導,あいさつ運動の展開,・・・学校では,児童生徒にあいさつの習慣をつけようと折りにつけて指導しています。しかし,指導する私たちのあいさつはどうでしょう。教員自身の「あいさつ」は,まさに千差万別といった印象を,ここ数年もっています。

一昨日(26日)の午前に研修センターで開催された「公務災害研修会」に参加したときのことです。

会場の中程の椅子に座り,資料を読みながら開会を待っていると,私が座っている席の前の狭い通路を黙って通って行った方がいました。自慢ではありませんが,私の足はとても短いですから,狭い通路でもその方は難なく通れたのでしょうが,思わず顔を上げて,その方の後ろ姿を見てしまいました。その研修会に参加したのは,小中学校の教頭または校長,高校の教頭または事務長が中心でした。

今日,手元に届いた学校長会会報の記事の中にも,退職された先輩からの言葉に,「先日,期間付講師の先生と話をしたが,マナーが身についていないと感じた。校長は管理するばかりでなく,あいさつや礼儀についても,じっくりと指導する必要がある。」というものがありました。
自分自身を振り返ってみても,教員自身のあいさつ,言葉遣い,たたずまい,についてじっくりと指導を受けたことはなかったように思います。なんとなくそうしている,というのが実状だと思います。

そこで,あいさつやたたずまいについて,日頃感じていることをいくつか,とはいうものの,私自身もできていないものもありますから自戒を込めて述べてみます。

ア おはようございます
一日のあいさつは,この言葉から始まります。始まりですから,「今日一日,どうぞよろしくお願いし ます」という気持ちを込めて言いたいものです。
私が職員室に入るときには,できるだけ元気に声を出すように心がけています。「おはようございます」 と入って行ったときの反応には,3つのパターンが見られます。
① 私の方に顔を向けて,「おはようございます」と,お辞儀をしながら言う人。
② 顔を向けずに,「おはようございます」と,ボソッと言う人。
③ 自分の仕事や打ち合わせに夢中になっている人。

おはようございますはもとより,他のあいさつも,あいさつする時は,「仕事を一時中断して」「その人の方を向いて」する,というのが基本ですよね。

イ 行ってまいります
出張は校長の命令を受けて服務するのですから,出かけるとき,帰ったときのあいさつはおろそかにしないようにしたいものです。出勤してから後に出る場合は,出る時に言うべきだし,朝から出張となる場合は,前日にあいさつしておくことが基本です。
これについては,できている人とできていない人の二つのパターンが見られます。

ウ すれ違う時の会釈
廊下などで職員同士がすれ違う時が数多くあります。お客さんや保護者の方とすれ違うこともあるでしょう。そのとき,どのようにすれ違うかは,「その人の人間性」や「たたずまい」を見せる場として非常 に重要だと私は思います。
① 軽く会釈をして,静かに通り過ぎる人。
② 「ご苦労様です」などとあいさつをして,見送る人。
③ 忙しそうに,知らん顔して足早に通り過ぎる人。

3つの場面について述べてみました。これらはあまりにも当然のことと捉えられがちですが,意外に「うまく」できないために損をしている場合が多いと思われます。ほら,だめな人を指すときによく言われるでしょう。「あいつは,あいさつもできない(知らない)やつだ」と。
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by tan230 | 2008-11-28 14:32 | 教育
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